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まほろば日記 四季折々、五感を通して感じること、想い出や呟きも含めた日々の徒然日記です

蝉時雨






真夏の早朝。


カーテンを開ける前から漏れてくる陽光とともに、
窓を閉め切っていても伝わる蝉時雨。



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今年は特に蝉が多いのだろうか。
都会の街路樹や公園の木々にも、沢山の蝉の抜け殻が・・・。


数年間地中にこもり、
地上に這い出て姿を変容させ、
最後に猛烈に鳴いては、新たな命を繋げて、あっけなく散っていく。
そんな蝉たちの、命迸る懸命な鳴き声が、
今年はなぜだか哀しくもとても愛おしい。



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旅にも出られず、家族や友人と集まってワイワイ賑やかに過ごすわけにもいかず、
せめてオリンピックを家で観ては歓声を上げ、
時々散歩がてらの買い物に出たりの日々。


普段はお惣菜やお弁当の類はあまり買わない私も、
最近はさすがに作るのに疲れてきて、
というか無性に誰かがつくったものを食べたくなって、
美味しそうなものを見つけては買ってくる。


この日のお昼は大徳寺・さいき家さんの鯖寿司と出汁巻き卵。
ふわふわの出汁巻きが美味しかった。
最近は、一食にこれくらいの量でも充分。
(主人は足りないようなので、何品か付け足しますが。笑)



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少し前から、
Youtubeで養老孟司さんのチャンネルをよく観ています。


共感することばかりで、
納得することも多くて、
なにより、
養老先生のお話を聴いていると、あの毒舌ぶりでさえも、
なぜだか(あくまで私の)心の安定に繋がるのだから不思議。


”知っている”、”わかっている”と思うことと、
”本当に理解している”、ということとの間には決定的な差異があるっていうこと。
本当にそうだなあと改めて実感しています。



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名著『バカの壁』も読み返しながら、
今読んでいるのは『遺言』。


遺言、といってもそれらしい辞世の文とかでは全くなくて、
実に本質的で、面白い切り口ばかり。


”ヒトはなぜアートを求めるのか”、とか、
”社会はなぜデジタル化するのか”、とか、
”意識はそんなに偉いのか”、等々。


Youtubeは玉石混交だけれども、
選べば面白いチャンネルが世界中にあって、発見の宝庫。


失礼ながら、最近テレビがあまり面白くなく感じるのは、
(もちろんとてもよくできた番組もあるけれど)
幾多のフィルターや、あまりに編集がかかっているからなのかな、と感じるこの頃。
意識的に作り込みすぎたモノやコトは、現実感・臨場感がなくてツマラナイ。(あくまで私見です。)


昨年も感じたけれど、
現況のコロナ感染者激増の報道も、
報道で観て、”わかった”気になるのと、
実際に街を歩いて得られる肌感覚とには、
相当な差異があると私などは思ってしまう。


必ずしもオリンピックのお祭り気分だけが原因で、
人流が減らないのではない気がします。
多くの人はとても気をつけて行動抑制はしていると思う。


夏休みであること、
デルタ株の感染力が強いこと、
長引くコロナ禍でみんなに過大な精神的ストレスが溜まっていること、
多くの人が運動不足になっていて体を動かしたいこと、
街になんらかの用事があること、
誰しも生活があり、必ずしも毎日リモートワークできる人ばかりではないこと、
そのほか原因は諸々あるように思うけれど、
個人的になにより気になるのは、
若い世代と年輩の世代との間に、
とてつもない意識の乖離があるように感じる事。
一般的に若者は大人をほとんど全く尊敬していないし、
若者は我慢が効かない。
(もちろん例外は多々あるでしょう。)


それでも医療の現場は大変に逼迫していることは事実のようなので、
本当にひとりひとりが自覚をもって人流抑制には努めなくてはならない状況なのでしょう。



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最近カメラが面白い。
意識しても思ったようにはなかなか撮れないし、
写したはずのないものが映り込んだりもする。


この写真も全く意識していないのに、
よく見れば奥に、国会議事堂が映り込んでいました。笑


オリンピックの団体競技の試合を観ていても思うけれど、
チームがまとまるには、実力的にも精神的にも支柱となるリーダーの存在が欠かせない。


せめて、
耐えがたきを耐えている一般の都民や国民の心に響く、
癒しと勇気と希望を”少しは”感じさせてくれるリーダーの言葉を”たまには”聴きたいものです。


それでも養老先生の本を読んだりYoutubeの番組を聴いていると、
自分を整えるのは自分、だと改めて気づきます。
いろいろ思うことはあるし、ストレスも感じてはいますが、
できる範囲で自分のご機嫌を取りながら、
自分なりに心愉しく過ごそうと思っています。



☆☆☆



文末になりましたが、
拙ブログを読んでくださる皆様に、
心より暑中お見舞い申し上げます。
いろいろな意味で大変な夏ではありますが、
皆様、何卒お元気でお過ごしください。



しばらくブログお休みいたします。





by mahoroba-diary | 2021-08-01 10:34 | 読書