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まほろば日記 四季折々、五感を通して感じること、想い出や呟きも含めた日々の徒然日記です

おしるこ








今日は、鏡開きの日。




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最近は鏡餅はお供えしなくなりましたが、
主人がお餅好きのため、
お雑煮用に毎年多めに用意しています。
今朝はその残りのお餅でお汁粉を拵えました。




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お煎茶とともに。




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昨日は時間があったので、
『こし餡』を手作りしたんですよ。


手間はかかりますが、とても愉しかったです。


小豆を柔らかく煮て、
その後何度も濾し、
最後に”さらし”に包んで水で洗い、
よく絞ると、ご覧の通りの状態になります。


ここからさらに、
水と三温糖を加えてなめらかなこし餡に仕上げます。




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手間をかけたなめらかなこし餡は、
本当に美味しくて、
そして、とても愛おしいです。




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三連休も返上して主人は仕事しています。


自室でリモートワーク中の主人に、
お汁粉とお茶を運びました。





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私が子供の頃は、
年末に、祖父が主導して、
三宝や折敷に、お餅屋さんに注文していた鏡餅、
昆布やゆずり葉、橙等々のお供え物を並べ、
お座敷の床の間、
お玄関、お台所やお風呂場などの水場、リビングやその他の各所に置いて、
大晦日の晩、そして元日の朝に参拝するしきたりがありました。
クリスチャンの人はそこには加わらず、
また神道の家でもないのですが、
ご先祖様からのしきたりらしく、
祖父や父は着物に身を包み、習慣として毎年とても厳しく守っていました。





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松が明け、鏡開きの日には、
各所にお供えしていたたくさんの鏡餅を祖母が大切に開いて、
おしるこやぜんざいはもちろんのこと、
おかき揚げをつくってくれたことを想い出します。



割烹着を着て、台所に立っていた祖母の姿。
皺の刻まれた手で、つくったものをテーブルに並べ、
さあさ、おあがんなさい、とか
できたてを召し上がれ、とか
そんな言葉とともに、
子供たちは無邪気におやつを頬張っていました。
我が家だけではなく、周囲にもそのようなご家庭はまだ普通にありました。
今では、日本の歳時記は本や講座で学ぶものになっているとか。
私たちの世代は、古くからの日本の風習が家庭の中にまだ自然にあった、
最後の世代なのかもしれません。



文末になりましたが、
今日は、成人式の日でもありますね。
晴れてご成人の皆様、
そしてご家族の皆様、
心よりおめでとうございます。
未来を担う若人たちに幸多かれ、と
心より祈っています。






by mahoroba-diary | 2021-01-11 12:32 | 甘味