2020年 06月 06日
昨晩は、テラスから綺麗な満月を眺めることができました。
今年に入ってから、毎月満月を眺めているような気がします。
昨日のお月様は、薄くパープルがかっていて、
いつも以上に神秘的でした。
部屋の中では、ガブリエル・フォーレ作曲の
『Clair de lune (月の光) 』を流して、お月見のお供に・・・。
ドビュッシー作曲の同名のピアノ曲が有名だが、
ポール・ヴェルレーヌの詩にフォーレが作曲した歌曲『月の光』も、
本当に美しい珠玉の作品。
フランス人の名ソプラノや名バリトンの美声によって奏でられる
美しい詩とメロディーの融合が今の気分にしっくりくる。
もうひとつのお供は、
オマーン産のフランキンセンス(乳香)の香り。
香炉の中の小さな炭団の上に燻らせれば、
オリエンタルな香りが漂い、
不思議と心が落ち着く。
気分はまだ見果てぬ国に誘われ、
心の中で旅をしているかのよう。
by mahoroba-diary
| 2020-06-06 16:15
| 音楽