2020年 03月 09日
3月になるとイエローカラーが目に飛び込んできます。
黄水仙
フリージア
黄色は、ウェルカムな色、というか、
なにか人の心を優しく温かく包んでくれるように思います。
いつも壁に掛けているお皿もイエローカラーでした。
長年使っているポットも食器もイエロー。
昨日の朝(日曜日)は、とても朝寝坊しました。
NetflixやYoutubeが愉しすぎて、土曜日の夜は私にしては珍しく深夜まで起きていました。
昨日は、国際女性デーでしたね。
Youtubeで、この日に因んでの、海外の動画をたくさん見ました。
いろいろと思うことがありますが、考えをまとめてまたの機会に書きたいと思います。
大好きな木瓜の花。
大ぶりの枝を持ち帰り、眺めています。
洋風のインテリアにも合う、なぜだかとても心惹かれる春の花です。
今朝は、主人が私のベッドサイドまで淹れ立てのコーヒーを運んでくれました。
「おはよう、ハニーちゃん。コーヒーをどうぞ。」ですって。
内心、“まあ珍しい。空から槍がふってくるかしら。”と想いましたが、
黙って「ありがとう。」と云いました。
考えてみたら、平日の朝に主人がコーヒーを淹れることはほとんどありません。
それもこれも在宅勤務だからできること。
心に余裕ができたのでしょう。
コロナウィルスのおかげといってはなんですが・・・。
さきほどは、そのお返しに、緑茶を淹れて彼の部屋に運びました。
今回の新型コロナウィルス騒動。
いろいろなことに気づかされます。
東日本大震災のときもそうでした。
普段の日常のありがたさ。
なんてことない普通の暮らしが、どれだけ幸せなことか。
普通に散歩できて、お買い物できて、人と握手やハグして自由に会話できる幸福。
今年の3月は東京大空襲から75年の節目の年でもあります。
75年前の今日、深夜から10日にかけて、
夜間に猛烈な焼夷弾を落とされて、
東京下町を中心に10万人の人々が亡くなったと言われています。
私が生まれ育った地域は、戦災から逃れた地区でした。
子供の頃、私の周囲には、まだたくさん戦前の建物が残っていました。
フィールドワークと称して、
地域の子供たちと一緒に、
古くからあるお宅を訪ね、当時すでにご高齢だった方々から、
直接、当時のことを伺ってまとめたことがありました。
高層ビルなど皆無だった戦争当時、
下町の方は真赤な炎が一面に広がり、恐ろしい光景だったと
涙ながらに語ってくださった、
あるご高齢の女性の言葉をいまだに覚えています。
東京は1923年の関東大震災でも壊滅的な被害を被りましたが、
後藤新平など、昔の、賢明で大きな視野を持った人物たちにより、
大きく蘇りました。
幾度となく試練を受けても強かに蘇ってきた東京。
私はこの都市の持つ気風、懐の広さを愛しています。
慰霊祭はコロナウィルスによって中止になったようですが、
今日は私も心の中でご冥福を心から祈りたいと思っています。
by mahoroba-diary
| 2020-03-09 12:24
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