2018年 12月 12日
東京在住の外国人によく読まれているフリーマガジン、
Tokyo Weekender。
時折立ち寄る場所や、
東京在住の外国人御用達のスーパーなどによく置いてあるので
我が家ももらってきて読んでいます。
Tokyo Weekender 11月号・12月号。
調べたら、創刊は1970年なのだそう。
思い返せば70年代、東京は今とは別の意味でとても国際的な雰囲気だったと思う。
子供だったが、あの頃の雰囲気はいまだに覚えている。
紳士淑女が正装して集う社交の場も、
今より多かったのではないだろうか。
12月号を開くと、丸の内の記事。
Discover the soul of Marunouchi.....
私は街を歩くとき、いつもこんな気持ちで歩いているから、
この見出しはとてもしっくりくる。
写真も綺麗。
日本のショップ情報。
七宝焼きのリングや、組紐のブレスレット。
あら、なかなかに素敵じゃない。
七宝焼きというと祖母が持っていたようなものを想うけれど、
こんなポップでモダンなリングがあるのね、と新しく知る。
組紐ブレスレットも素敵。
日本には、素晴らしい伝統工芸が数え切れぬほどあるし、
品質も良いし、なにより日本には、本来、独自の美意識がある。
発想の転換こそ、我々日本人に求められているような気がする。
来年1月に新しくリニューアルオープンする東京會舘。
創業は1920年だから、オリンピックの年に100周年を迎える、
東京の、日本の、歴史ある社交場のひとつだ。
芥川賞や直木賞の発表や授賞式が行われる場としても有名。
レストラン、そしてクッキングスクールも昔から高名だ。
東京のレストラン情報も豊富。
東京のみならず、日本全国の特集もある。
こちらは海に面した京都府北部の情報。
まだ訪れたことがないところだが、良いところなのだろうなあ。
こちらは秋田県の情報。
長い冬の中で、数々の工芸品や建築、酒、美術が生まれたと紹介されている。
私たちも以前、角館や乳頭温泉郷、玉川温泉を訪れたことがある。
樺細工や曲げわっぱは東京でも人気がある。
以前、欧州人の友人に曲げわっぱの酒器をプレゼントしたら、
とても喜んでいた。素晴らしい手工芸だと私も思う。
我が家もお弁当箱を長年愛用している。
我らが東京の情報もたくさん、、、
年末なのでカウントダウン情報も。
時には、外国人の視点で、我が街、我が国の各所を多方面から眺めるのも悪くない。
そこには絶えず、なんらかの新しい発見がある。
by mahoroba-diary
| 2018-12-12 09:47
| 読書