2018年 09月 28日
昨晩の、外出先からの帰り道。
空はどんより曇っているし、とても肌寒く、
バッグに忍ばせていた薄いウールのショールを首に巻き付けて、
足早に帰宅を急ぐ。
歩きながら、
昨日久しぶりに会って話をした知人に最近起こった大変な出来事を
何度も頭の中で反芻する。
いろいろと物思いにふけりながら歩いていたが、
ふと花屋が目にとまり、秋の花を選び持ち帰った。
帰宅してすぐにざくっと活けて、リビングに飾る。
ダリア、吾亦紅、フジバカマ
これから本格的な秋の始まり。
1年で最も好きな季節でもある。
夕食を愉しみにしている主人のためにすぐに食事に取りかかる。
昨晩の料理作業中のお供は、
ナタリー・シュトゥッツマンのラヴェル・ドビュッシーの歌曲。
肌寒い中歩いたら、彼女の深くビロードのような芳醇なアルトが聴きたくて。
ドビュッシーの歌曲は、フレーズもピアノの伴奏も本当に粋で美しい。
秋の夜には、人の声と煌めいた色香の漂うメロディーがよく似合うと思う。
一夜が明けたら、今朝は、見事な秋晴れ。
ああ、どこか自然の中に出かけたい、と思って週末のお天気を確かめたら、
残念ながら雨なのですね。。。
空が青いと心まで晴れる。
人生は愉しまなくては損!と心から思える今日。
今日は今日のことだけ考えて過ごそうと思う朝なのでした。
by mahoroba-diary
| 2018-09-28 10:12
| 音楽