コインブラの想い出








8月になると、以前旅したポルトガルのことを強く想い出す。

8月上旬の10日間ほど、時間を目一杯使って、
ポルトガル中をレンタカーで走り回った。

リスボンを始めとして、中小の様々な街や村、
どこを訪れても、その場所それぞれに特色があり、印象に残っている。

中でも、ポルトガル中部にある古都コインブラはとりわけ印象的だった。

リスボンに首都が置かれる前に首都機能を果たしていた古い街だし、
街の中心には、イベリア半島最古ともいわれる、コインブラ大学がそびえている。
現在、世界遺産になっている場所でもある。

私たちがコインブラを訪れた時は、小雨が降っていて、
少し秋を感じさせる日だったが、
そんな日に見学したコインブラ大学の図書館が忘れられない。



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(こちらの写真はお借りしています)




コインブラの街を堪能し、夕食を終えてホテルへ戻ってすぐ、
ちょっとしたトラブルが発生して、宿を変えることになった。
夜の移動は結構大変だったが、新しい宿は快適だった。
かなり夜中に近づいていたけれど、気分を変えましょうと話して、
夫婦で夜の街に繰り出し、ファドの店へ入った。
リスボンでもファドを聴いたが、そこでは女性が歌うファド、
しかしコインブラのファドは伝統的に黒いマントを着た若い男子学生が歌うもの。
その日も、若い男性が黒いマントをたなびかせて、
せつせつと恋心を歌い上げていた。



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我が家の猫ちゃん2匹は、そんなコインブラで出会ったもの。
コニンブリガ陶器とよばれるご当地の陶器製。


置物だけれど、蓋をはずして、中にオアシスを入れて花を活けると、
ちょっとかわいい花器にも変身する。


私は猫も大好きなのだが、オットさまに猫毛アレルギーがあり、
我が家では飼うことができないから、想い出とともに飾っている。


ポルトガルの人々は、どこかのんびりしていて、
やる気みたいなものを感じない人が多かった。
でもそれは、怠惰とかいうものではなくて、
肩ひじ張らず、わたしはのんびり行くよ、と言われているかのような、
なんともいえない心地よさも感じた。
目に見える栄華を極めた後の、倦怠感のようなものがそこはかと漂っていたのが
とても印象的だった。














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by mahoroba-diary | 2018-08-09 11:07 | 旅の想い出

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