絵本作家 かこさとしさん







先月5月2日、
絵本作家のかこさとしさんご逝去の報に、
新聞やテレビのニュースで接していました。


「できれば絵本作家になりたかった」とよく話していた私の母でしたが、
母自身がかこさんのファンでもあり、
子供の頃、かこさとしさんの絵本もよく読み聞かせをしてくれていたことを想い出します。


昨晩は、NHKのテレビ番組「プロフェッショナル」で、
かこさとしさんが、最後のときまで、創作に命をかけられていたご様子を拝見しました。
支えるご家族の深い愛情やご理解も画面から伝わってきて、
本当に尊い映像でした。


幼い頃に良く読んだ、だるまちゃんシリーズなど、
その内容がありありと想い出されて、
懐かしさでいっぱいになるとともに、涙があふれてとまらなくなりました。

かこさとしさんの絵本作家としての活動の原点は、
敗戦時、19歳だったかこさんが味わった、
周囲の大人たちの180度の転換を目の当たりにしたことだったと知りました。


「こども」への優しいまなざしとリスペクトに溢れ、
「自分の目で見て、自分の頭で考えること」を自然のうちに育んでくださる貴重な絵本、
わたしもその恩恵にあずかっていた一人だと今更ながらに気づき、
心からの深い感謝をしたひとときでした。


先日のアメフト問題でも考えさせられましたが、
とかく子供の頃から、
「親や先生の言うことをよく聴きなさい」と言い聞かせられ、
右向け右、左向け左になりがちな私たちの国、
周りの考えや価値観に同調しすぎて、流されてしまうことが多いのだと思います。
自由と無責任をはき違えてはいけないけれど、
個性やそれぞれの意見を受け止める場が増えて欲しいと思います。


かこさとしさん、
本当にありがとうございました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。



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外出すると至る所で、紫陽花が咲いています。
花は優しい、、、
眺めていると、いつもなにかを語りかけてくれるような気がします。







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Commented by jarippe at 2018-06-05 09:36
素敵なあなた   こんな言葉がピッタリに思いながら
拝見しています   雰囲気がとっても素敵です
思わずコメントさせていただいちゃいました
Commented by mahoroba-diary at 2018-06-05 10:06
> jarippeさん
ありがとうございます。温かいお言葉を頂戴し、とても嬉しかったです。
今は、心のままに綴らせていただけたら、と思っています。
わたしも、jarippeさんの温かく、優しく、美しいブログから、心豊かになる、たくさんのことを感じさせていただいております。これからもうかがわせてくださいね!今日も良い一日を♪
Commented by natural-larutan at 2018-06-05 12:04
かこさとしさん、はじめ分かりませんでしたが、
だるまちゃんシリーズで、あの絵本の作家さんだと知りました。
だるまと天狗のお話を読んだ記憶があります。

まほろばさんから作家さんの背景を教えてもらって、もう一度、改めて今の感覚で読み直してみたいと思いました。

自分の目で見て、自分の頭で考えること・・・
そして自分で判断し、自分で行動し、自分の行動に責任を持つこと・・・
私が常々心がけていることです。

でも、さらにそこから、「個性やそれぞれの意見を受け止める」に広げられることが、まほろばさんの人間性なのだなぁと、大きなことに気づかされた気がします。
Commented by mahoroba-diary at 2018-06-05 12:20
> natural-larutanさん
naturalさん、こんにちは!
naturalさんもだるまちゃんとてんぐちゃんの絵本を読まれていらしたのですね♪
私も昨晩の番組を見て、かこさんの絵本をもう一度読み直したいと強く思いました。
私もnaturalさんと同じく、自分の目で見て、自分で考えることを強く心掛けています。
そして責任も、、、まったく仰る通りだと思います。百聞は一見に如かずだと思っておりまして、人から聞いたこと、メディアが伝えることなどを鵜呑みにしないようにと常々心掛けています。先日のアメフトの問題は私には衝撃でした。あのようなことが教育現場でいまだに起こる、、、ショックでした。昨晩は、かこさんの戦争体験からくる壮絶なまでの決意を知り、胸が熱くなり共感し感動しました。
社会の変化とともに多様な生き方や個性が認められて、権威に押さえつけられたり、ギスギスすることなしに皆が共存しあえる世の中に憧れています。
Commented by ちわ at 2018-06-05 22:14 x
いつも拝見だけさせていただいてます。
違うくくりのブログからコメントさせていただくのは心苦しいのですが かこさとしさんで琴線に触れました。

うちの娘たちがちいさなころは『からすのパンやさん』が大好きでした。
ボロボロになるまで 何度も読み聞かせしたものです。
そこいらへんを飛ぶカラスにさえ 愛情を持てるほどでした。
小さなころに触れた絵本は 大人になってもしっかり染みこんでいるものですね・・・。
いまでも大切にとってあり 時々『懐かしい・・・』と手に取っています。
心よりお礼を申し上げたいです。
Commented by mahoroba-diary at 2018-06-06 07:47
> ちわさん
ちわさん、おはようございます。
コメントいただき、大変嬉しいです。ありがとうございます!
(ブログのくくり等、まったく気にしていませんよ。お気になさらずに。。。)
ちわさんのお宅も、、、そうでしたか。。。かこさとしさんの絵本にはどの本にも、純粋さと優しさと智慧がつまっていて、、、仰る通り大人になってもしっかり沁み込んでいますね♪
カラスにさえ、愛情を持てる、、、そのような感性を育んでくれる本ってなかなかあるものではないですね。かこさとしさんの絵本に通底する思いを知って、この日は涙しました。本当に最後の最後まで、筆を握り、構想を練り、子供のことを考えてくださった。尊いお方でした。私もまた読み返したいと思います。心温まるコメント、共感共有していただいて、とても嬉しかったです。ありがとうございます。
by mahoroba-diary | 2018-06-05 07:57 | 読書 | Comments(6)

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